漢方と鍼と体質改善と新しいパンフレット

みなさんこんにちは。
なんだかタイトルが90年代にはやった曲のタイトルのような。

しかし…本当に大変なことになっていますね…。雪も全然降らなかったですし。
こちらも会議や集まりといったものがほとんどすべて中止になっています。
つくづく、感染症は侮れないんだなと思い知らされます。一日も早く落ち着いた日々に戻れることを切に願っています。

先日、香港の犬から低レベルのウィルスが検出されたとの報道がありました。
今のところ、犬の体の中で増殖して伝播して、というわけではなさそうなので、冷静に見ていて大丈夫なようです。
ただし、情報収集は常に行っていきます。

さて、少し話題を変えます。
いつも、東洋医学や鍼漢方その他の書籍を探すのが大好きなのですが、「これは読みやすい、わかりやすい、自分の言いたいことが全部書かれている!」というヒト向けのマンガを発見しました。動物向けじゃなくてすみません。でも共通する部分がたくさんあるので、こういう考え方で診療を行っているんですよ、という内容です。

「漢方嫁日記 体質改善編」

目次はこんなです。

中身をちょっとだけ…。

待合室の本棚に置いておきますので読んでみてくださいね。

イヌやネコや動物には人と同じようにちゃんと体質があって、寒がり、暑がり、胃腸が強い弱い、性格の違いなどがあります。
東洋医学はその部分にアプローチするのがとっても得意で、病気の手前「未病(みびょう)」を治療したり、病気になりにくい、あるいはいつも同じ症状を繰り返す子にそうならないようにするよう働きかけます。
鍼は痛いときだけする、というイメージがありますが、全然そんなことはなくて、胃腸疾患やストレス疾患、幅広い病気に対して効果があります。漢方薬もそうです。つらい症状があるときだけじゃなくて、体質改善の効果もあると思っています。
その大きな理由のひとつは、「本人の持っている力を調整して引き出すから」と思っています。

動物に対する東洋医学の治療をもっともっと知っていただきたい、そんな願いから病院のパンフレットをリニューアルしました。ここのロゴマークをデザインしていただいた新潟市の カメガイアートデザイン さんに作っていただきました。何度も打ち合わせして、とってもかわいく出来上がりましたので、病院に来られたらぜひ持って帰られてくださいね。
中身をちょっとだけ…。

それではみなさん、どうか体に気を付けて、この状況を乗り越えましょうね!