年末年始のお知らせ(とクリスマスと下痢とイボ)

みなさんこんにちは。変なタイトルですみません。書きたいことがたまっておりました(汗)
年末年始のお知らせとステキな写真とちょっと余計な内容を。以下の通りとなっております。よろしくお願いいたします。

いよいよ寒くなってきましたね。今年は雪どうなるんでしょう。
最近下痢の子がとっても多いです。たいていの子はすぐ治っていますが、治りにくくて長引いている子もいるので何とか良い治療ができないものかと考えております。
犬猫の下痢は人間より血便の頻度が高く、心配される方が多くいらっしゃいますが、多くは一過性で下痢とともに治ります。
下痢の多くは一過性で寒さ「寒(かん)」が入ることによる体の冷え、変わったものを食べた、ストレスがあった、遊び過ぎた、などの原因が多いです。通常は西洋薬で治療して数日~2週間程で治ります。
長引く下痢や血便は、炎症性腸疾患(IBD) 、蛋白漏出性腸症、膵外分泌不全、慢性膵炎、腫瘍…山ほど原因があります。
多くの場合検査を提案します。一般検査として通常病院でできる検査は、「血液検査」「腹部レントゲン検査」「腹部エコー検査」「検便」等がありますが、それでも原因がはっきりしない場合はさらに「CT検査」「内視鏡検査」「組織病理検査」等を行います。これらはこちらの病院ではできないので、専門性の高い病院に紹介依頼することになります。
こういった精密検査ができない、あるいは希望されない場合には、漢方薬(+鍼)を提案することもあります。腸の状態によってはまったく効かないこともありますが、劇的に効くこともあります。
長引く病気→すぐ漢方はお勧めしませんが、一つの選択肢に入ればと思っています。動物は自覚症状を話してくれないので人間より漢方薬の選択に時間がかかります。効果のある漢方薬を探すまで何度も変更することも珍しくありませんよ。

さて、もうすぐクリスマス。
今年初めて飾ってみました。なかなかかわいらしくディスプレイできたかな?リースは小千谷市内のお花屋さん「B・Blanc」さんが作ってくれました。YouTubeのチャンネルもあってとてもアレンジ等が素敵で病院の観葉植物やリースなどいつもお世話になっています。

↑ オリジナルの状態

↑ パーティ用の眼鏡を通してスマホ撮影 キレイすぎる。

↑ クリスマスらしいリース。香りもとってもよいです。

↑ ピン子(勝手に命名)も喜んでいます。

↑ ついでに先日のダブルレインボー。

最後に余計な話(長いな)。これは動物ではなく自分の話です。ごめんなさい。
最近「きなこ」にはまって、むくみを取るといわれる「ハト麦(漢方名:ヨクイニン」入りのきなこを朝牛乳と一緒に飲んでいます。自分は「水滞(すいたい)」と言って悪い水がたまりやすい体質なので、ハト麦茶も夜飲んだりして、しばらく飲んでいたらずっと何年も気になっていた頭にあったイボがほとんど消えました!ヨクイニンはイボを取る働きがあるとは知っていましたが、ハトムギでイボとか…ねぇ…半信半疑でした。でも偶然か?ハト麦のおかげか?ダブルレインボーのおかげか…!?
これ以上は動物病院のブログでは書けないので、興味のある方は診察にいらしたときに聞いてくださいね(笑)

それでは皆さん寒さに気を付けて。