5月の診療時間変更のお知らせ

みなさんこんにちは。
春になりましたね。とはいっても、突然雪あられが降ったり、いつもならゴールデンウィークくらいに多発する胃腸炎が1か月前倒しでやってきている感じです。
おうちのワンちゃん猫ちゃんは大丈夫ですか?

さて、5月の診療時間変更のお知らせです。

ゴールデンウィーク 暦どおりのお休み(日・祝お休み)
5月12日(金) 午前9:00~11:30  午後休診  会議のため

以上ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

いつも友人のお母さまが花壇を作ってくださっています。
自分はチューリップが好きなので、リクエストしたらこんなにたくさん植えてもらえました。
やっぱり花はいいですね。
みなさん寒暖差に気を付けて、よい季節をお過ごしください。

3月の診療時間変更のお知らせと尿漏れに鍼漢方2

みなさんこんにちは。
少し日が長くなって、春らしい日も時々感じられるようになりましたね。
年々春が待ち遠しくなるのが早い今日この頃です。
3月の臨時休診と診療時間変更のお知らせです。

3月2日(木) 午前通常通り 会議のため午後16:00~18:00
3月4日(土) 会議のため臨時休診
(3月21日(火) 祝日のためお休み)

上記の通りとなります。
ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

今日は尿漏れのお話、ラブラドールのRちゃん、女の子、3歳。
不妊手術の後しばらくしてから寝ているときに尿が漏れるとのこと。膀胱炎などの検査や治療をしても改善なし。
そこで鍼漢方を試してみることにしました。
診断(証)は、「腎気虚」、「湿」。「腎気虚」は尿をとどめておく「腎の気」が足りなくなった状態、こうなると尿漏れや足腰の弱りなどが起こります。漢方の世界では不妊手術などを行うと生殖機能などをつかさどる「腎の気」が下がるといわれています。またこの子は活発なのですが、とっても太りやすくて「湿」がたまりやすい子と判断しました。
そこで、「腎の気」を補す鍼を月1~2回、同じ目的の漢方薬を毎日飲んでもらったところ、数か月後にはだんだん改善して今ではほとんどなくなりました。今は漢方薬を徐々に減薬していっています。
不妊手術などで「気虚」になると体の気が巡らなくなって、それが「湿」としてたまって太ってしまったと解釈できますね。西洋医学ではまた考え方が違いますので、あくまで東洋の視点で見ると、ということです。
尿漏れのご相談は割と多くいただくのですが、膀胱炎などの後から尿漏れが起こってしまった場合はなぜか鍼漢方が効かないことが多く、不妊手術後あるいはこれといったきっかけがない尿漏れの方が治療がうまくいくことが多いのです。
治療反応の悪い子は診断と治療の考え方を変えればもっとよくできるのかもしれません。まだまだ勉強が必要そうです。

尿漏れの鍼は足周り腰周りにたくさん鍼をします。

気持ちよさそうですね。いい子^^
従来の方法では治療が難しい病気を少しでも東洋医学でよくなってもらいたいと思っています。

まだまだ寒いですが、春はすぐそこ。
あったかくしてお過ごしくださいね。

1-2月臨時休診と診療時間変更のお知らせ

皆様、新年いかがお過ごしでしょうか。ゆっくりできましたか?
案外年末年始って時間がありそうで、ゆっくりできないんですよね。あっち行ったりこっち行ったり。
今年もよろしくお願いいたします。

1月の診療時間変更のお知らせです。

1月16日(月) 研修のため臨時休診
2月7日(火)     午前通常通り 午後会議のため 16:00~18:00

ご不便ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

年末年始、1月の臨時休診日のお知らせ

皆さんこんにちは。
それにしても…今回の大雪にはびっくりしました。自分の経験の中では初めて位のレベルでした。
家の周り、病院の周りが車と雪で埋め尽くされて…。いまだ停電の地域があったり、ケガや亡くなった方もおられる…。
今日からまた寒波がなんて言っていますが、最近の天気はびっくりするくらい極端で本当に備えが必要ですね。

年末年始と1月の臨時休診日のお知らせです。

12月29日(木) 通常通り
12月30日(金) 9:00~12:00 午後休診
12月31日(土)~1月3日(火) 休診
1月4日(水)  通常通り 水曜日のため午後休診

1月16日(月) 県外研修のため臨時休診

上記の通りとなっております。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

玄関にたどり着けない雪の多さを初めて経験しました。自分には初めてですが、昔は2階から出入りしてた地域ですもんね。
雪かき、かいてもかいても雪が減らない…。
途方にくれました。

事故や体に気を付けて、落ち着いたお正月が迎えられますように。

腰ヘルニア、眼、膀胱、てんかんの鍼治療(維持治療) 11月の予定変更のお知らせ追記

(11月3日追記)

会議のため以下の通り診療時間を変更させていただきます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

11月17日(木) 午前通常通り 午後16:00~18:00

 

みなさんこんにちは。
今日は久しぶりに鍼治療と漢方で維持治療をしている子を紹介します。
忙しさにかまけて、ブログに治療の内容が少なくてごめんなさいでした。

ペキニーズのJちゃん。
この子はお引越しを機にこちらの病院での鍼治療を希望されました。
前の先生のところでも鍼治療をされていたのだそうです。とっても鍼治療が合うこのようで、寝てしまうこともあるとか。
本当だ、鍼中にうとうとしてる…。これは写真に撮らねば。

いや…Jちゃん…うとうとのままでいいんだよ…。
とってもカメラ目線ありがとう。凛々しい良いお顔です。家族の方にも撮っていただきましたが、どのアングルでもカメラ目線でした^^

目的は「てんかん発作の予防」「腰の椎間板ヘルニア(疑い)」「膀胱結晶(膀胱炎症状はなし)」「乾性角結膜炎(簡単に言うとドライアイによる角膜の障害)」「腹痛、おなかの張り」でした。
前の病院では3種類漢方薬を使っていたそうなのですが、今はどの症状も安定していたので1種類に減らしてみました。

東洋医学では腰と膀胱の症状は「腎(いずれも内蔵のことではありません)」、てんかんと眼の症状は「肝」、おなかの症状は「脾」が司っています。
東洋医学ではいろんな症状と「五臓(正確には六臓)六腑」が結び付けられていて、ほかに「心」と「肺」があります。
いろんな症状を持った子は「水(すい)」の不調を持っていることが多いので、この子は前に使っていた3種類のうち「水」の不調を安定させる漢方薬に絞り、全身をまんべんなく鍼をする方法にしましたが、今のところ症状はいずれも安定しています。てんかんの予防に頭にも鍼をしています。本当は目の症状があるので目の周りにも鍼をしたいのですが、元気よく動くので他の部分に置き換えました。

漢方薬は一つの症状に1つではなく、関連のある症状をまとめてどこにおおもとの不調があるのか考えて処方を考えます。難しいのは動物は自覚症状を表してくれるのですが、「話して」くれないことです。漢方薬はどういう症状で「どう感じているか」が重要な事柄なんです。動物の場合は飼主さんに同じことを言葉を変えて何度も質問して、本人(犬?)がどう感じているかを予測します。これが正しい時はものすごく効きますし、正しくないときは全然効きません。漢方薬の効果を見てあとで診断をすることもあります(診断的治療)。

症状の聞き出し方がもっとうまくなれば漢方薬はもっともっと役立つはずです。
日々精進ですね。
Jちゃんがもっともっと健康になりますように。
いよいよ冬が近づいてきました。胃を冷やさないように温かいものを食べましょうね。